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見学 文部科学省主催「日独交流事業」ドイツ勤労青年の視察を受け入れました

2017年11月

江戸下町伝統工芸館

平成29年11月21日、ドイツの勤労青年の視察を受け入れました。これは、日独両政府主催で実施している事業で、日独両国間の理解と親善を深め、青少年交流の発展を図ることを目的として、両国において関係機関・団体等での実地研修、意見交換を行う交流事業です。今回は「技能の伝承」をテーマに、ドイツから12名の勤労青年が視察にいらっしゃいました。

まずは江戸下町伝統工芸館にて、区担当から台東区の産業についてお話。

館内をご案内し、工芸品の作り方や使い方等の説明を行いました。ドイツでものづくりをしている方は、日本の鉋(かんな)に興味津々。

次に、江戸すだれ職人の工房へご案内し、工房の雰囲気を感じていただくと共に、職人からも「技能の伝承について」や、ものづくりへのこだわりなどについてお話いただきました。みなさんからは素材の調達方法やすだれの完成までの日数など、様々な質問がありました。

職人の指導のもと、実際に体験させてもらう場面も。

今回の視察を通じて、海外でも台東区の伝統工芸品に対する関心が高まっているとわかりました。台東区ではこれからも様々な機会を通じて区内伝統工芸の魅力を発信していきます。